Reiki Seminar ヒーリング技法 レベル1

治してあげたい氣持ちは横に置く

目の前で不調を抱えている人を見て、「治してあげたい!」そう思うのは当然の事ではありますよね。

ですがそこにレイキヒーラーさんが見落としがちな「氣の流れ」の重要ポイントがあります。

レイキヒーラーさんの意識の持ち方は、氣の流れや氣の種類・特徴にそのまま現れてしまいますので、レイキヒーリング中において、どんな状況下でもここだけは絶対に守らなければいけない大事なポイントをお伝えします。

それは、

ヒーリング中だけは「治してあげたい」という意識を横に置いておくようにする。

これは、これはもう、鉄則といってもいいほど、とても大事な意識の持ち方になります。

では、「どんな意識でヒーリングをしていけば良いの?」そのような質問をいただくこともあります。

人間は24時間放っておくと何かしらの思考が脳を騒つかせていて本当に困ったものですが、ヒーリング中だけはその思考を全て取り去って空っぽになって、氣・レイキエネルギーのパイプ役に徹することが重要になってきます。

そんな時の意識状態とは...

「完全無心」の意識状態。

「無」には完全なる「有」が存在しています。

「無心」になることで「宇宙エネルギーの全て」を自身のパイプに取り入れて相手に流すことが可能になります。

治してあげたい氣持ちは尊く大切なことですが、その意識を持ったままレイキヒーリングを行うと、自身のエネルギーのパイプに「自分の意識」という詰まりが生じてしまうわけですね。

もし、あなたがレイキヒーリング初心者であるならば、まだまだ自身のエネルギーのパイプに浄化すべき詰まりが多いかもしれません。

そんなときは日常生活の中で自己浄化に努めて、その詰まりをできるだけクリアにすることも大事なこと。

もちろん、レイキヒーリング初心者でもヒーリングは可能です。

はじめはみんなが初心者ですから心配する必要はありません。あなたが見てあげられる人が目の前に現れます。これは波動の法則・引き寄せの法則にも通じる考え方ですね。

さらに、

どんなレベルのヒーラーさんでも生きている以上、自己浄化は必要です。

レイキヒーリングの効果が出せるようになったということは、それだけ自己浄化が進んでいる。ということでもあります。

エネルギーの法則に則って自然と目の前に現れる自分自身のレベルに合った人や現実と向き合い、レイキヒーリングにおいては、エネルギーのパイプの「今の隙間分」を「無心」で目一杯使って宇宙エネルギーを降ろして相手に流していきましょう。

そうすることで、レイキエネルギーの恩恵はヒーラーさんにもおきます。クライアントさんのエネルギーとの共鳴でお互いに浄化や氣づきが起きることもあります。

レイキヒーラーである私たちは、無心でパイプ役に徹しているだけのこと。目の前の方が癒されていくのは、レイキエネルギーのお陰さま。そこに「癒してあげた」などの自我は存在しません。

癒し手である私たちも癒され、相手の方も癒される。それが本当の癒し。

無い袖は振れないのと同様、癒し手が疲れていては相手の事を癒すことは不可能に近いものです。

ヒーラーだけが疲れたということのない状態で癒しが起きるのがベストですね。そのように、レイキヒーリングはヒーラーもクライアントもレイキエネルギーの恩恵を受け続けています。

そして、ヒーリング中に無心になれるように、日常生活での自己浄化や継続実践、その他レッスンが大事になってきます。

癒しの結果が出たとき、その結果に自己満足をするのではなく、日常生活において、自己浄化や精神性向上に努めた自分自身に自信を持ち、自尊心を高めていきましょう。そうすることで、あなたの光は益々強くなります。

毎日、毎秒、感謝。

ありがとうございます。

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