レイキ療法実践者の為の「五戒」をご紹介します。
「戒」と聞くとなんだかとても厳しいイメージを持つ方も多いかも知れませんが、レイキ療法五戒の内容そのものは至って平易なものです。
招福の秘法・万病の霊薬
今日だけは 怒るな 心配すな 感謝して 業を励め 人に親切に
「今日1日、怒らないこと、心配しないこと、感謝をする、業を励む、人に親切にしよう。」人として普通の事を言っていますね。
ただ、日常生活には様々な場面があります。心が落ち着いて良い状態の時ばかりではないのが現代人。忙しい仕事中や子育て環境、体調が優れないこともあれば、嫌な場面に出くわすこともある中、これを完璧に実践していこうと思うと、なかなか大変なものではありますね。
では、1つ1つ詳しく見ていこうと思います。
今日は五戒の中の「心配すな」についてお勉強していきましょう。
本題に入る前に、まず人間の脳の単純な機能を知っておくととっても分かりやすいと思います。
脳は思考したことがそのまま行動に移すように出来ています。
そうなんです。人間って、思ったようにしか動けない生き物なのです。
よく「引き寄せの法則」という言葉を聞きますが、その観点からみていくと「引き寄せている」、ではなく、正確には「自分が引き寄って行っている。」の方がしっくりきます。
ですから、ああなったら嫌だなぁ と無意識でも心配の思考をすると、その心配した思考が現実化するように、自分自身が失敗に向かって歩いていってしまうのですね。
心配の思考が現実化した結果、その人は「ほらやっぱり!心配した通りになった!」と嘆くのですが、それはその通り。思考が現実化しただけのことで、驚くことでも悲しむことでもないのですね。
自分が思考していることに氣づけていなければ、目の前の現実で起きていることが自分の思考が発信源だということがなかなか氣づけませんので、24時間自分の思考に対して内観が必要です。
過去に思ったことが現実化している目の前の現実です。
ということは。。。
今ここには過去現在未来が同時に存在している。
と言えるわけですね。
そんな脳の単純機能を知って、自分の思考をよくよく見て、マイナスの思考をせずに、するならプラスの思考に変換していきましょう!
そうすれば、そのプラスの明るい未来に向かって、現実化の歩みは自然と始まります。
ただし、そうしていたにも関わらずマイナスの現象が起きたときは、こう考えます。
「それは必要だから起きたこと。感謝して氣づきと学びに変えて自己成長に役立てよう。」
宇宙はいつも完璧。
不必要なことは何一つ起きません。
2020年10月のラジオ配信「心配すな」について5分くらいからどうぞ。